銀座与板屋といえば、この「地下付け(じかづけ)」。銀座与板屋先々代の3代目が考案した独自の草履で、一般的な草履に比べると、かかとが大変薄いのが特徴です。男性物の雪駄の粋さを女性にも楽しんでいただくたいと考案されました。底やカカトにも雪駄と同じ「なめし革」を使っており、雪駄同様の「薄さ」にこだわっています。地下付け長年ご愛用いただいている方も多く「これじゃなきゃ駄目」という方も。ライン入りの花緒を合わせるなど、はく方の趣味に合わせてお客様ならでは「粋」を楽しんでください。

地下付け

蝋結染(ろうけつぞめ)の草履です。布に溶かした蝋で模様を描いて染色し、その後、蝋を落として水洗いすることで蝋を塗った部分が白く染め抜かれます。この工程を繰り返し複数の染色。職人の手仕事によって染められたこだわりの草履でひとつ上のおしゃれをお楽しみください。

蝋結染草履

コルクの台にからすの「たたみ」が乗った草履です。「たたみ」のインパクトに加え、サイドに見えるコルクがより趣味的な印象。また、真田紐で仕立てた花緒を合わせ、より印象的に仕上がりました。縦糸と横糸で織り上げる真田紐は伸びにくく丈夫で、武具や甲冑などに使われていたと言われていますが、花緒としても草履を引き立てます。素材・質感・見た目の印象、すべてにこだわりぬいた一足です。

からすたたみ付草履

牛革エナメルの草履です。草履の台と同色のベージュの花緒の前坪にえんじ色を入れ、ワンポイントのアクセントを演出しました。訪問着~紬と幅広い着物に合わせてお使いいただけます。草履の色や高さ、重ね方はお好みでお仕立ていたします。

牛革エナメル草履

草履の台と同系のピンクの塩沢紬の花緒を合わせて、やわらかい印象に仕上げました。塩沢紬は、新潟県塩沢特産の織物で、細かい十字絣や亀甲絣によって構成された絣模様には、独特の上品さと落ち着きがあります。やわらかものの着物にピッタリの一足です。

牛革エナメル 塩沢紬花緒草履

牛革エナメルのセミフォーマル草履。薄金色の台がシックに映えるセミフォーマルの草履です。花緒は、帯地や絞り染めの生地をパッチワーク風に仕立て、セミフォーマルでありながら、遊び心が感じられるデザインとなっております。お祝い事などの席でも、オリジナリティを出せる一足です。

牛革エナメル 絞り花緒草履

伝統的工芸品、鎌倉彫の下駄。「鎌倉彫伝統工芸士」遠藤英明先生による、銀座与板屋オリジナルデザインを忠実に表現した作品です。繊細な彫刻の上に塗る漆は、国産天然漆にこだわっており、鎌倉彫伝統工芸士の中でも国産天然漆を100%使用するのは遠藤氏のみ。彫刻を施した後、漆を塗って乾かす工程を繰り返し、完成までに約6か月かかります。細身の駒下駄をツートンのデザインにすることで、さらにすっきりとした印象に。写真は真田紐の花緒で合わせた一足です。

鎌倉彫 女駒下駄

八重山列島最大の島、石垣島にみんさー工芸館を構える「あざみ屋」とのコラボ商品。八重山みんさー織は、国の伝統工芸品に認定されており、糸の染色から織までおよそ30もの職人の手仕事によって完成されます。石垣島の海と空に育まれた、独特の色合いや風合いをお楽しみいただけます。

みんさー織花緒下駄